なるべくお金をかけないで最適な保険に入る方法
サラリーマンの平均所得が、年々減少傾向を辿ってきています。一部では明るい兆しが見えつつあるものの、多くの人々は、日々苦しい生活をしいられているのです。
このため、平均年収以上の所得がある方の中にも、なかなか貯蓄までお金がまわらないというい方は決して少なくないものです。
このような方々の毎月の収支を拝見すると、無駄とも思える多額な保険料を支払っており、それが負担増となって貯蓄ができない方が多いことに気づきます。
そこで今回は、なるべくお金をかけないで最適な保険に入る方法をご紹介することにしましょう。
■年代別に必ず保険は見直す必要がある
これまで順調に年収が上がってきた方の中には、特に保険料負担が、受けるべき適切な保障を越えている方、つまり無駄に保険料を払い続けている方が少なくありません。
確かに保障は広範囲でかつ手厚いものの方が安心ではあります。しかしその多くは実際には受けることがなく、結果的に単に多額のお金で安心を買っていただけという結論を招くケースが多いものです。
実際に必要な保障の範囲を超えた保険に加入している方々には、ある傾向をみることができます。
たとえば、なんとなく新たな保険に加入した、つきあいが広がり新たな保険に加入せざるを得なくなった、収入が上がったタイミングで保険の保障範囲を広げた、今後が心配になったことから新たな保険に加入したなどです。
確かにお子さんが成人するまでは、家族の生活費や子供の学費などを残す必要があるため、比較的多額な死亡保障が必要となります。しかし50代を迎える頃には、子供たちは成人をすることから、そのままの死亡保障は不要となることが少なくありません。
一方、30代40代において、高額な医療保障を付帯させることによって保険料負担を挙げたとしても、それだけの保障を受ける確率は低いため、この年代においては、医療保障の適用範囲を少なくして、その分死亡時の保障の充実でバランスをとります。
このように、年代別にどの保障に重きを置くべきなのかを、あらかじめしっかりと考え、無駄な保障は排除する必要があるのです。
ちなみに年間100万円もの保険に加入している方が、しっかりと見直しを行うと、それだけで保険料を半額程度まで削減することができるものです。すると年間50万円ものお金を貯蓄へと回すことができるようになります。
保険料の見直しは、非常に大きなコストカットを可能とするものなのです。
■高齢となるに従って必要性を増す医療保険
最近の保険は終身型が一般化してきていますが、2000年以前の保険商品の中には、終身でないものも少なくないはずです。これについては十分な確認が必要となります。なぜなら、終身型出ない場合、70歳や75歳において医療保障が切れてしまうものが少なくないからです。
ところが、実際に医療保障が活きてくるのはこの年齢以降であるはずです。それまで高い保険料を支払い続け、せっかくその保険が活用できる年齢に達した際には、保険が切れてしまうのでは、全く意味がありません。
このため、定年が近づいたならかならずそれまでの保険を見直して、死亡時の保障を削減するとともに、終身で医療保障を受けられる保険にシフトする見直しがどうしても必要となります。
また、保険に付帯させることができる特約についても、保険料と見比べながら、必要なものをつける必要があります。
たとえば、生活習慣病特約やがん特約、女性疾病特約などがこれに相当します。特約にはさまざまなものがありますが、あれもこれもと進められるままに付帯していくと、結果的に保険料は高額となてしまうので、必要なものを最小限に付帯させるのが、特約をつける際のコツとなります。
■インターネットを活用して最適な保険を探し出す
現在では、年齢や条件などを入力することで、最適な保障や保険商品を簡単に探し出すことができるサービスサイトが増えてきています。
これらを有効活用することで、なるべく広範囲な保障を受けつつも、なるべく保険料が安い商品を簡単に検索したり、見積を依頼したりすることが可能です。
もしあなたがＰＣやスマートフォンをお持ちであれば、これらのサイトは容易に見つけだすことができるはずです。また、簡単な操作で、必要事項を入力することで、対応する最適な商品を得て、資料を請求したり、申し込んだりすることが可能です。
なお、インターネットで検索可能な保険商品は、比較的保険料が安く設定されているものが少なくありません。これは、インターネットにおける集客に人件費がかからないことが大きな要因のひとつとされています。
また、数多くの商品を、じっくりと見比べることもできることから、もしインターネットへのアクセス環境をお持ちであれば、是非とも時間を掛けて最適な保険を見つけだしていただければと思います。
【以下の記事もお得です】
