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なるべくお金をかけないで大学に進学して学ぶ方法


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「お金がないので大学へ行けない」「子供を大学に進学させることができない」という声を良く耳にします。昨今、サラリーマンの平均年収は低下傾向にあるうえ、非正規労働者の比率が年々高まる状況にあることから、これらの悩みを抱える人々は決して少なくないはずです。

しかしどうしても大学に進んで学びたいというのであれば、いくらでも手はあります。別段お金などなくても大学で学ぶことはできるのです。ここではその方法をご紹介します。

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 ■国公立大学に進学する

 日本には全国に国公立大学があります。国公立大学であれば、学費は私立大学に比べて格安です。学部によって差はありますが、文系であれば、月5万円程度の学費で学ぶことが可能です。

このため、地元の国公立大学を目指し、実家から通うことで負担を軽減することができます。

また、実家から通えない大学の場合は、寮に入ることで格安で学生生活を送ることが可能です。ちなみに国公立大学の寮の場合、食事込みで月2~3万円程度もあればことが足ります。他にもちょっとした生活費はかかりますが、学費込みで月10万円程度の負担です。

この程度であれば、アルバイトで稼ぎながら大学に通うことは十分にできますし、実際自力で大学を卒業する学生も少なくありません。また、研究やレポートなどが忙しく、どうしても10万円までは稼げないという場合には、以下で紹介する奨学金やスカラシップなどを利用してもよいでしょう。ただし、どのようなバックアップ制度を用いるにしても、入学金だけは自前で用意する必要があります。奨学金を手にすることができるのは、入学後になるためです。

よってもし、まったくお金がないのであれば、1~2年程度は仕事に専念し、そのお金を貯めることをおすすめします。少々の努力は必要ですが、勉強を続けながらでも、アルバイトで十分に入学金を貯めることはできます。

 

■防衛大学校や防衛医科大学校へ進む

 少々ハードルは高いですが、お金がないもののしっかりと学びたいと考えているのであれば、防衛大学校や防衛医科大学校へ進むという手もあります。

防衛大学校とは、陸・海・空の各自衛隊の幹部自衛官となるものを教育訓練する防衛省の施設機関をいいます。また、防衛医科大学校とは医師として幹部自衛官となるべき者に対する養成機関です。

これらの学校に入学した場合、学生は特別職国家公務員となるため、学費を払うのではなく、逆に学生手当として毎月約10万円、年2回の期末手当として年額で38万円程度の給与、ならびに被服などの支給を受けることができます。つまり給与を受けながら学ぶことができるのです。全寮制であるため生活費はほとんどかからないことから、毎月親に仕送る学生も少なくないようです。

なお、大学校卒業後に民間企業などに就職する場合は、それまでにかかったコストを返納する必要があるので、この点はあらかじめ注意が必要となります。

 

■スカラシップや奨学金制度を活用して大学に進む

 現在、大学の多くではスカラシップ制度を設けています。スカラシップ制度とは、成績優秀者に対して、学費を免除したり半額負担するものであり、無料、もしくは安価な授業料で学ぶことができるものです。成績が優秀である必要はありますが、大学にはそれぞれレベルがあるため、ご自信の学力と照らし合わせながら大学を選定すれば、無料で4年間学ぶことができます。

私立大学や国公立大学、多くの大学に設けられている制度であるため、志望大学にどのようなスカラシップが存在するかを調べてみる価値は十分にあるでしょう。

また、成績上位となりスカラシップ制度を受けることは難しいという場合でも、奨学金制度を利用することで学費を借りることが可能です。

奨学金制度の場合、高校の成績が優秀であれば無利子で、優秀でなかった場合でも低利でお金を借りることができます。これらは就職した後に返済する責務を負いますが、それでも毎月1万~2万円程度を無理なく長期で返済すれば良いので、十分に返済は可能です。

なお、スカラシップや奨学金制度を利用する場合においても、入学金は自前で用意する必要があります。スカラシップにおいて、全額免除となる場合でも、一旦は入学をする必要があり、そのためには入学金の納入が必要となるからです。

ただし大学によっては、入学金減額制度を設けている所もあります。これについては志望大学に問い合わせることをお勧めします。

 

■通信制大学に進み働きながら卒業する

 まったくお金がなく、しかも日々働く必要があることから、学生として生活を送ることは難しいという方もなかにはいらっしゃる事でしょう。しかしどのような状況下においても、大学で学ぶことは、やる気さえあれば十分に可能ですし、そのための道は存在します。最小限の学費で、しかも仕事を続けながらでも、大学に進み学位を取得することは可能なのです。

最も安価に、しかも仕事を続けながら学ぶ際の選択肢としては、通信制大学という道があります。

現在では多くの大学が通信教育制度を設けています。慶応義塾大学や法政大学など、名だたる大学も存在します。また、通信大学は学びたいと願う学生に開かれており、入試などは必要ありません。卒業した高校から資料を取り寄せそれを添付して大学側に送れば、ほとんどの場合は入学が許可されることでしょう。学費は年間で5~10万円程度と格安です(年間でという点に注目して下さい)。ちょっとした旅行に行く程度のコストがあれば、1年分の学費は捻出できるわけです。

単位の履修は、教科書や参考文献を自力で学びながらレポートを作成し提出します。また、全国で開催される試験でパスすることで単位を積み重ねることになります。

科目によってはスクーリングが必要となるものもあります。つまり実際に大学に出向いて講義を受ける必要があります。ただしこれは、仕事の調整をつけながら、一時期受講すれば良いでしょう。

大学によっては通信教育で学ぶ学生のコミュニティが用意されています。多くの人々と交流を深めつつ、勉学に励むことさえできるわけです。

なお、仕事を続けながら学ぶ学生が多いことから、4年で卒業するのは難しいかもしれません。しかしこの点にも配慮がなされており、在籍期間も10年以上(大学によって異なる)の猶予が与えられます。マイペースでじっくりと勉強に取り組むことができるはずです。最近では、通信で学びつつ大学院に進む道もあります。

お金をかけずに働きながらでも学びたいという方であれば、是非とも選択肢のひとつとしてご検討されることをお勧めします。

 

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