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なるべくお金をかけない水道料金節約法


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日本においては、ほとんどの場合、蛇口をひねるだけで飲み水を得ることができます。海外の事情をご存知の方であれば、日本では当たり前のこのことが、如何に素晴らしいことかをご理解されることでしょう。

また、水道水は通常、沈殿、ろ過、消毒という3つの浄水工程を経ていることから、臭みも少なく、それでいて安心して飲むことのできる品質を持ちます。ちなみに、昔の東京周辺の水道水は、臭くて飲めませんでしたが、現在では本当に美味しくなりましたよね。

さてこの水道水、大変高品質で便利なものですが、便利だからと日々流しっぱなしにしたり無駄に使ったりしていては、意外にも高い水道料金を請求されてしまいます。

水資源は、貴重なものであることを認識し、なるべくお金をかけずに有効利用したいものですよね。そこでここでは、なるべくお金をかけない水道料金節約法をご紹介することにしましょう。

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photo credit: tico_24 via photopin cc

 

■止水栓を調整することで水道使用量を抑える

 水道の場合、蛇口などが設置される部分に栓が取り付けられています。これを止水栓と呼びます。止水栓は、故障時に水を止めたり、水勢を調節したりする役割を持ちます。よく目にする所としては、トイレのタンクの給水管が接続されている部分に設置されています。

止水栓は、マイナスドライバーを用いて時計回りにまわすことで閉めることが可能です。

水のトラブルなどの際、あわてないためにも各所の止水栓の位置は、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

さてこの止水栓を水勢を確認しながら調整します。水圧や水勢は勢いがある方が気持ちよいものですが、若干絞ったとしても利用するのになんら支障はありません。

また、個々の止水栓が見当たらない場合は、家屋全体の元栓を調整するという手もあります。これはマンションの場合は玄関横のパイプシャフト、戸建の場合は宅地内の地面に設置されています。メーター横にあるバルブは、時計回りにまわすことで調整をすることができます。

つもりつもると大きな金額になるのが、公共料金なので、是非とも調整しておくことをお勧めします。

 

■節水コマの設置により水道使用量を抑える

 止水栓によって調整する方法以外に、節水コマを蛇口に取り付ける方法もあります。節水コマは、水道局や地方自治体などで無料配布されているので最寄の場所へ問い合わせてみることをお勧めします。また、高いものではないのでホームセンターなどで購入しても良いでしょう。

節水コマの設置は、難しそうに思えるかもしれませんが、一度やってみると以外に簡単です。

まず先のメーター横にあるバルブを時計回りにまわして水を止めます。次に個々の蛇口を全開にして、水が完全に止まっていることを確認したなら、スパナ等でパッキン押え部分を時計とは逆回しに回して蛇口上部を外します。すると中に古いコマを確認できるはずなので、それを新しい節水コマと交換をします。

節水コマの設置が確認できたら、今度はスパナで上部を締めましょう。締めがゆるいと水漏れなどの原因になるので、確認しながら締めることを確認します。あとはメーターボックスなどのバルブを開けば完了です。

節水コマは、蛇口ハンドルの開度90度において、1分当たり6リットル程度の水を節約することができますが、全開にすると節水コマでないコマと同様の水量を得ることができます。

 

■トイレの水を節約する

 トイレの水は、生活水の中でも多くの割合を占めています。よってこれを節約することで、大幅な削減効果を期待することができます。

トイレの水を節約する場合、ペットボトルをタンク内に設置するなどの方法を挙げることができますが、これは故障の原因になったり、逆に水が止まらないなどの事態を招くことからあまりお勧めはできません。

最近では、トイレのタンク内に簡単に取り付けることができる節水グッズが販売されているので、それを使うと良いでしょう。ちなみに、水圧や水流を変えずに、最大40%もの節水効果を発揮してくれます。価格も500~600円程度、これでそれから以降、トイレを流すたびに大幅な節約が可能となります。

なおこのグッズは、節水型トイレには使用することができないので注意が必要です。

 

■水の再利用を考える

 お風呂に使用する水の量も、毎日であれば多大なものとなります。お風呂に使った後なので飲料水用には使えませんが、その日のうちに流してしまうのは少々もったいないですよね。お風呂の水は、市販のポンプを使うことで洗濯用の水として二次的活用ができます。また、これに対応した殺菌効果の高い洗剤なども最近では売れ筋となっているようです。

お風呂の水は、これ以外にもバケツに汲めばさまざまな場所で利用することができます。

たとえば、スニーカーなどの靴洗い、庭の水撒きなどで再利用することができるでしょう。

お風呂にはった水は、翌日になれば冷たくなりますが、夏場などの暑い日には、水風呂として活用することもできます。

断水などの際にも、トイレを流したりすることができることから、ご家庭での効果的な再利用を、ご家族で考案すると、楽しく節約効果を上げることができるはずです。

 

■食器洗い機の導入を検討する

 食器洗い機の普及率は、日本においても年々上昇傾向にあります。食器洗い機は、お湯を循環させることによってお皿を洗うことから、意外にも水道代の大幅な節約効果が期待できます。

お皿を手で洗う場合、水を流したままにすることが一般的ですが、この水量がばかにならないのです。家族4人分の皿を手で洗う場合のコストは年間で2万円程度となるそうですが、食器洗い機を用いればこれを14000円程度に圧縮できるという試算もあります。

また、食器洗い機を使うことで、主婦の労働時間を大幅に短縮することができます。これを人件費換算すると、驚く結果となります。仮に主婦の労働を時給800円で算定したとしましょう。朝昼晩の食器手洗いにかける時間の総計を30分として考えた場合、1日あたり400円の人件費ということになります。年間で300日程度これを行うことを想定した場合、その総計は、実に12万円ということになるのです。また、この時間を使って内職をしたとすると、12万円に内職の収入を加えただけの差額が発生します。

食器洗い機は、安い買い物ではありませんが、これだけの効果を生むことを考えれば、導入を検討されるのも選択肢のひとつとして有効となりえることでしょう。

 

■シャワーヘッドを節約型に付け替える

 シャワーもまた、水道代を跳ね上げるもののひとつといえます。シャワーはとかく流しっぱなしにしてしまうことから、家族4人で1日に消費する水量も膨大になります。しかもお風呂にはそれとは別にお湯をはるわけですから、そのコストは多大です。ちなみにシャワーを15分使用すると、浴槽1杯分もの水を使うことになります。4人家族で毎日一人15分シャワーを使用したとすると、一ヶ月で2万リットルを超えるのです。コストは8000円程度にもなる計算です。節約の重要性をご理解いただけることでしょう。

最近では、節水型のシャワーヘッドが市販されるようになりました。水の勢いを増しながらも水量を制限できる優れものであり、マッサージ効果さえ期待できるとされます。

実際に使用してみると、勢い良くシャワーを浴びることができるため、身体や頭を快適に洗うことができますが、飛び散る水の量が明らかに少ないのがわかります。少々不思議な感覚を得ることができるので、是非利用されてみることをお勧めします。

さて、シャワーヘッドの節約効果ですが、およそ50%ものコストダウンを期待できるとされています。つまり1ヶ月8000円掛かっていたのなら、4000円もの節約が可能となるのです。

高い節約効果は、ホテルなどへの導入が進むことからも理解できます。最近のビジネスホテルでは、この節約型シャワーヘッドをよく目にするようになりました。

シャワーもまた毎日のことなので、是非とも導入を検討されると良いでしょう。

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