なるべくお金をかけないで宿泊する方法
飲み過ぎたり仕事で遅くなり、終電を逃したりした場合、朝までどうしようかと思われたことはありませんでしょうか。24時間営業のハンバーガー店やファミリーレストランなどで時間をつぶすのも選択肢にあがりますが、次の日も仕事だった場合、体力的に厳しいものがあります。
このような時のために、あらかじめなるべくお金をかけないで宿泊する方法を知っておくと良いでしょう。
■ネットカフェに泊まる
ネットカフェは最近では都市部においては数多く存在します。また、朝までのパック料金を設定しているところもあるため、これをうまく使うと比較的安価に朝まで過ごすことができます。
インターネットが使い放題になるうえ、コミックなどは読み放題です。また、飲み物はフリーです。個室にはリクライニングができるソファーが設置されていることもあります。
ゆっくりと静かに休む環境とまではいきませんが、少なくとも朝まで睡眠をとることはできるでしょう。
ネットカフェによっても料金は異なりますが、朝までのパック料金を用いれば2000円以内で泊まることができるはずです。なかにはシャワーを備えた所もあることから、ホテルでの宿泊に近い快適性を享受できるところさえあります。
■カプセルホテルに泊まる
静かにゆっくりとした睡眠を確保したいのであれば、カプセルホテルに宿泊するという選択肢もあります。カプセルホテルとは、フロアに複数のカプセルが二階層で並ぶ宿泊施設で、カプセル内には、テレビや空調、備え付けの時計やアラーム、ライトなどが装備されます。このため、寝ながらにしてほぼすべてのことができます。
トイレは通常そのフロア内に設置されています。また、大浴場やサウナなども設置されているところが多く、のんびりと風呂に浸かった後にビールを飲み、横になってテレビを見るといった過ごし方ができますし、朝起きて風呂に浸かり、リフレッシュしてチェックアウトすることさえ可能です。
ただし少しの物音でも気になるというかたの場合は、耳栓などを用意されるとよいでしょう。
カプセルホテルはおおよそ2千円から3千円程度で宿泊可能です。
■首都圏では南千住に格安のホテルが多い
南千住は昔、季節労働者などに向けた宿泊施設が多くがあったエリアです。現在ではタワーマンションなどが建ち並び、その様は大きな変貌を遂げてきていますが、それでも格安のホテルは健在です。しかもとても衛生的なホテルが多いので、あらかじめ東京に長期滞在するのであればお勧めのエリアといえます。
このエリアにホテルは数多くありますが、サービスや宿泊料金に差はありません。
部屋は総じて3畳程度であり、布団やベッドで一杯ですが、テレビやエアコン、小さなテーブルなども備えられています。また、現在ではインターネットアクセス環境にも対応しています。
人によって印象はさまざまかとは思いますが、実際に宿泊すると意外に落ち着くものです。
トイレとちょっとした炊事場などがフロア毎に共同スペースとして提供されます。また、共同のお風呂場も用意されていることから、ユニットバスが苦手な方であれば、むしろ快適に過ごすことができるかもしれません。
宿泊料金はおおよそ2500円から3500円程度ですが、連泊の場合はあらかじめ知らせておくと割引に応じてくれる所もあります。
通常のビジネス系ホテルが7000円以上のレートであることを考えるならば、一泊あたり4~5000円近くも節約することができることになります。
■ホテルの検索サイトを有効活用しよう
最近ではその日の宿泊先を検索してそのまま予約をいれることのできるホテル専用の検索サイトが存在するため、宿泊エリアにおいて最も安いホテルを簡単に検索することができるようになっています。
予算上限を指定して、部屋を探すこともできることから、予算内で快適なホテルを探すことさえ可能です。さらには、当日の格安サービスを検索することができるため、部屋に空きがあれば、1000円程度で宿泊できるホテルを探すこともできます。
これらのサイトにPCやスマートフォンにアクセスをし、宿泊日と場所を入力します。すると空きのあるホテルが表示されるので、次に「値段の低い順に並べ替える」指示をすれば、安い順に近辺のホテルが表示されるはずです。
ビジネス系ホテルの中には、突然カウンターにいっても宿泊を拒否される場合があります。しかしこれらのサービスを使って予約をしておけば、そのようなリスクは皆無となります。
当然のこと24時間検索予約ができるので、もし宿泊場所にお困りであれば、利用されることをお勧めします。
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