なるべくお金をかけないで多くのニュースに目を通す方法
最近ではインターネットによって日々の出来事やニュースなどを確認することができることから、新聞の購読者は減少傾向にあります。
しかし政治や経済、国際情勢などを深く知るためには、やはり新聞の存在は欠かすことができません。また、一紙のみで状況を把握しようとする場合、新聞社もしくは記者のバイアスをそのまま受けてしまうことから、総合的な、それでいて正しい流れを把握するためには、どうしても複数の新聞に目を通す必要があります。
ところが、たとえば大手5紙の新聞を購読するとなると、月々の購読料はバカになりません。そこで今回は、なるべくお金をかけないで多くの新聞に目を通す方法をご紹介しましょう。
■新聞は無料で全紙を精読することができる
手間はかけてもお金はかけないというコンセプトをお持ちであれば、新聞を無料で精読することが可能です。これには図書館を利用します。
図書館には、その日の主要新聞のすべてが日々用意されています。また、バックナンバーにおいても、一定期間であれば保管されていることから、気になる記事を遡って追いかけることもできます。
また、日々図書館へ足を運ぶ時間がないという方であっても、空いた時間に出向くことで、まとめて新聞に目を通すことができます。
なお、新聞に目を通す際には、ノートなどにメモを残すようにすると良いでしょう。日々の新聞の情報量は膨大ですが、単に見出しを追いかけているだけではどうしても記憶に残らないものです。そこで気になる部分はノートにその日時と記事の気になる部分をメモしておきます。
また、ノートのページ毎に日付をつけて、1ページ内にその日の気になる部分をメモっておくと、後々確認するときにその情報を追いかけるのに便利です。
また、どうしてもその記事自体を残しておきたいという場合には、図書館のコピーサービスを用いれば良いでしょう。コピーサービスは通常有料ですが、それでも毎月全紙の新聞購読料を支払うことを考えれば、十分に元が取れているはずです。
■新聞にこだわらずに幅広い情報を把握したい場合
図書館に出向く暇も、じっくりと新聞に目を通す時間もないものの、しっかりとした情報や状況を把握したいという方の場合は、インターネットを活用するのが得策といえます。
各新聞社は、現在では必ずホームページを持っており、速報のみならず、主要記事の多くを政治、経済、社会、国際、科学、地域別などカテゴリに分類して公開しています。
よって主要大手新聞社や地元の新聞社のホームページをあらかじめブックマークしておけば、比較的短時間に全紙の記事に目を通すことができることになります。
最近ではポータルサイトのニュースページへ行けば、主要記事は簡単に目を通すことができますが、各新聞社のホームページを見て回ることで、ひとつの事件や出来事に関する新聞社毎の記事提供の差異を見て取ることができます。また、総合的な判断を自ら下すことすらできるようになるものです。
また、国際情勢などの場合、新聞社によっては大きく取り上げ方が異なることが少なくありません。また、日本国内で把握できる範囲が限られる情報も少なくないでしょう。このような場合は、海外の新聞社のホームページや、日本語ページにアクセスすることでより詳細な情報をいち早く入手することもできます。
昨今では中国や韓国との外交問題が取りざたされることがありますが、このような記事の場合は、直接中国や韓国の新聞各社へとアクセスをして、相手国の立場から書かれた記事を読むと、日本国内で目にする情報とはまったく異なる情報を手に入れることができます。
なお、中国や韓国などの隣国であれば、日本語に翻訳されたサイトも用意されています。また、それがなかったとしても、ブラウザの翻訳機能を用いることで、おおよその内容を把握することが可能です。
ポータルなどで提示された情報を流し読みするのではなく、アクティブに記事を追いかけることで、ご自宅にいながらにして、かなり突っ込んだ情報を入手することができるわけです。
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