なるべくお金をかけないで生きるための方法

なるべくお金を使わずに快適に生きるためのノウハウやコツを提供しています。支出を徹底的に見直すことで経済的自由を手にしてみませんか。

なるべくお金をかけないで裁判をリアル体験する方法


Sponsored Link

■お金をかけずに裁判をリアル体験

ドラマなどで、裁判のシーンを目にされた経験をお持ちの方は少なくないはずです。検察官と裁判官のやり取りや、裁判官によって下される判決などは、ドラマとわかっていてもなかなかの臨場感があるものです。
しかし実はこの裁判、誰もがお金をかけることなく傍聴できることをご存知でしょうか。裁判は基本的に法廷が開かれていさえすれば、誰もが自由に傍聴することができるのです。
ちなみに裁判所には、簡易裁判所、家庭裁判所、地方裁判所、高等裁判所、最高裁判所などがあります。この中で、家庭裁判所は原則として非公開となります。また、最高裁判所の場合は審査があるので、傍聴は難しいかもしれません。しかしそれ以外であれば、事前の申し込みや予約などの手続も不要であるため、時間がある際に裁判所へと出向くことで、実際の裁判をリアルに体験することが可能です。
ただし、社会問題化している裁判や、芸能人などが絡んだ話題の裁判は、傍聴希望者も多いことから、傍聴券も抽選となる場合があります。

f:id:freedomlife:20150521024311j:plain

■裁判を傍聴するための基礎知識

裁判がとりあえずどの様なものなのかを傍聴したいという場合には、最寄の地方裁判所が手軽でよいでしょう。地方裁判所とは、特定の地域を所管する裁判所のことであり、原則として訴訟の第一審、ならびに簡易裁判所の民事判決に対する控訴事件の第二審などを行います。
実際の裁判においては、法律に則った専門的なやり取りが展開されることになります。あまり難しい内容だと、ついていけそうにないと思われるのであれば、裁判員裁判を狙うとよいかもしれません。

裁判員裁判は、裁判員制度に基づいた裁判ですが、選出された一般の国民が、裁判員として参加する制度です。プロではない民間人が裁判員として参加するわけですから、法廷においてもなるべく簡単な用語が用いられ、誰にもわかりやすい形で裁判が進む傾向にあります。このため、法律の専門家でなかったとしても、比較的裁判の流れは把握しやすいものとなるはずです。

■実際に裁判を傍聴するまでの流れ

傍聴券交付情報は、最寄の裁判所のサイトにおいて、見学や傍聴案内ページにおいて掲載されていることが多いことから、実際に出向く前に確認をしておくと良いでしょう。また、法廷の開廷はほとんどの裁判所において、午前10時、午後は13時過ぎからとなります。開門は8時20分ごろであるはずなので、早めに出かけることをお勧めします。
服装は原則として自由ですが、何らかの主張を目的とした目立ちやすい服装の場合、入廷を拒否される可能性もあることから、無難な服装を選ぶのが良いでしょう。ただし、スーツなどのフォーマルな服装でなければならないという規定はなんらありませんし、実際に傍聴を希望される人の多くは、比較的ラフな服装であることが少なくありません。
なお、入廷の際には、金属探知機によるチェックや持ち物検査が行われます。筆記用具やノートパソコン、スケッチブックなどの持ち込みは許可されるはずなので、裁判を傍聴しながらメモを取ったり、その様子をスケッチしたりすることは可能です。しかしながら、ビデオカメラやデジカメ、音声を記録するデバイスなどの持ち込みは禁止となるので注意が必要です。
裁判所では、傍聴人も正門から入ります。所内に受付が設けられている場合には、その日の裁判内容が記されたファイルがそこにあるはずです。また、法廷の前に掲示されている場合もあります。それぞれの裁判の時間と開廷される部屋番号が記載されているはずです。
抽選などの必要がない裁判であれば、傍聴人入り口から裁判所へと入ることができるはずです。傍聴席が満席になった裁判については、入り口に満員の札がかけられ、傍聴することはできません。開廷時間になり、裁判官や弁護士、検察官、原告や被告など当事者の入廷が完了した段階で、裁判が始まることになります。
この様に裁判の傍聴は、お金をかけずに体験することができます。一般にはあまり体験するこのない経験なので、お金はないけど時間はあるという方であれば、是非とも一度は体験してみていただければと思います。
その雰囲気や裁判における関係者のやり取り、裁判内容など、どれもとても興味深く傍聴することができるはずです。

【以下の記事もお得です】

なるべくお金をかけないお部屋の消臭

なるべくお金をかけないで住宅ローンを完済する方法

なるべくお金をかけない会社設立方法

 


Sponsored Link